最近では避難所に自家発電装置を設置または、発電機を配布しているところが多く見られるようになりましたが、自家発電装置は設備費用が2,000万円から3,000万円と高く、予算上一度に数台とまではいきません。発電機は20万円程度のものから6〜70万円程度と価格帯はさほどでもありませんが、音や排気ガスの問題もありますし、発電機自体についているコンセントしか使用することができませんので、避難所内へ延長コードを何本も継ぎ足して電気を送ることしかできませんので、元々その施設にある照明や、元々その施設にあるコンセントを使用することができません。
自衛隊も大きな発電機や投光器は持っていますが、施設内の分電盤に電気を送ることができませんので外から投光器で照らすことになり、避難所の入口付近は明る過ぎますし、奥の方は暗すぎます。ましてや、その暗い避難所の奥のまだ壁を隔てた奥にあるトイレには、到底灯りは届きません。
ですがエレクピースがあれば、2,000万円から3,000万円と設備費の高い自家発電装置でなくても、20万円〜70万円程度の発電機で十分です。ケーブル1本で避難所屋内に電気を送ることができますので、元々その施設にある照明や、元々その施設にあるコンセントを使用することができます。